三峡ダム決壊のリスク
日本資本の工場も、長江の流域に多い。
3か月以上にわたる洪水があれば、物理的な破壊をともないます。
経済的な被害は、
破壊をともなわない新型コロナ被害と比べるべくもなく大きいと予想します。
日本経済のサプライチェーンと、
世界の株式市場への影響は巨大です。
日本の「南海トラフ(政府が30年に80%としています)」に匹敵する
災害になるでしょう。河からの「津波」になるからです。
万一決壊すれば、4.5億人の流域の経済が、数か月停止します。
不動産と社会資本(公共投資)の被害は甚大になって、
所得が急減し、失業が溢れて「中国は大変な事態」を迎えるでしょう。
体制の危機が起こるかもしれません。
中国経済で、もっとも大きなリスクは、三峡ダムです。
7月末から8月初旬の中国の豪雨と三峡ダムの水量の状況は、
最大限のアラートで注視しておく必要があります。
ちなみに、下の写真の左が三峡ダムが作られた当時の写真で、
右が最近の写真です。歪んでますよね
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