「私がみた未来」を真面目に検討④
「私がみた未来」を真面目に検討②からの続きです。
③通信ネットワークと金融
・平成25年の内閣府の中央防災会議の内容をみると、
「インターネットへの接続は、固定回線や携帯電話回線の被災状況に依存する」
となっています。
3.11の際も、宮城県多賀城市の市内では復旧には数カ月はかかりました。
携帯がかろうじてつながる(10回かけて1回つながるイメージ)程度を想定します。
http://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/pdf/syuto_wg_report.pdf
http://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/pdf/syuto_wg_siryo02.pdf
・全国銀行協会のレポートをみると、
金融ネットワークは電気や通信ネットワークに依存し、
西日本大震災が発生すれば、
非現金系は当面使えなず、現金が有力な決済手段になりそうです。
https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/news/news250327_1.pdf
【対策 家庭】
・①②③をみると、日々の対策として食料や日用品をストックしながら消費する
ローリング消費を実施することで、いつでも災害に備えておく
・最低限、以下の商品は普段使いにしながら揃えておく
ガスコンロ、ガスボンベ、餅、醤油、砂糖、食用油、シリアル、乾麺パスタ、
レトルトのパスタソース・カレー、ドライ味噌汁の素、ラップ、アルミ、寝袋、
リュックサック(ノート、ペン、トランプ、ライト、ソーラー充電器、のど飴、
ビーフジャーキー、ホッカイロ、タオル)
いつも使う薬(風邪薬、正露丸、バファリン、絆創膏、馬油)、持病の薬
・日々、ガソリンは半分を下回れば満タンにしておく。
また災害が予見されたり、発生すれば直ちにガソリンを満タンにしておく
・直ちに購入できるように、最寄りの24時間営業の食品スーパー、ドラッグストア、
ガソリンスタンドを把握しておく。
多賀城市周辺だと食料は西友とコンビニ、薬はウエルシア本塩釜駅前店、
ガソリンは45号線、産業道路ともに24時間のコスモ石油やENEOS数か所あり
・現金を500円、千円札で数カ月分の生活費家に置いておく。500円玉貯金で10万円たまる
お釣りがでない可能性もある。適度に小さなお金で所持
【対策 仕事】
・関東大震災で、出版社が集まる首都圏が被災すれば、新刊発売の遅延が想定されます。
物流センターが集中する埼玉県南部の被災具合によっては、既刊補充も遅延することが
想定されます。テレビは、3.11同様にニュース一色になり子供向け番組が不足し、首都
圏は娯楽施設が集まる観光地に行けなくなりますから、引きこもり需要が増加しコミック
や児童書の需要が高まると思われ、その仕入れが有効。
・コロナ禍の現状のまま、21年夏に西日本大震災が発生すれば、コミックや児童書の需要は
一段と増すと考えられます。補充も困難が予想されますから、話題作を中心に全巻揃う
品揃えが有効。
・両替の確保
・人員確保と短縮営業
0コメント